2020.0115
大変遅くなりましたが・・・。
Twitterで知り合ったリアリズムオーディオの池田さんが
サウンドプロデュースしているタツタ立井電線をご紹介頂きました。
もちろん立井電線さんは知っていましたがエンドユーザー向けには
そこまで広まっておらず、当社も今までご縁がありませんでした。
しかしBtoBで会社さんに人気で東京の放送局さんや
Zeppさんで採用されているようです。
非常に勉強になるお話をして頂きましたので1つ1つ
ご紹介していきたいと思います。
型番はCANAREさんとほぼ同じ!
最初のL がTに変わり、後はCANAREさんと同じ型番になります。
4S6の場合はT-が最初に付く形となります。
最初は「こんなに型番そっくりで大丈夫?」と思ったのですが
ケーブルの太さの寸法や芯線の本数を型番に採用しているので
そこは言いっこなし?と解釈しています。
また作りもほとんど一緒で皮膜の文字がなければ見分けがつかない
レベルかと思います。価格帯も同社リーズナブルで似ているので
本当にそっくりな2社のケーブルになります。
ただそれなら「CANAREさん使えばいいのでは?」と思いますよね。
TACHII電線さんは全て自社工場で製作!
画像がケーブルを作るまでの全工程を表にしたものです。
リール、切り売りを購入するのであれば1~8までかと思いますが
立井さんは製造工程を全て自社で生産います。
自社で全ての工程を生産、管理することにより、同じ材料でも
他社より高い品質を保っているそうです。
この一貫生産している電線屋さんはなかなかないそうで
どこかの工程は他社さんに任せたりするのがほとんどだそうです。
例:工程3.7は他社に任せるなど。
CANAREさんに関しては自社工場を持っておらず、
全ての工程を他社に委託しています。
この差は大きいと営業の方はおっしゃっており、CANAREさんと
同じ型番で使って頂いた業者さんからも好評を頂くことが
あるとおっしゃってました。
現にZeppさんは全ライブハウスでT-4E6Sを採用し、工事に
生産が間に合わなかった箇所はL-4E6Sを使っているそうです。
また某放送局さんでは映像ケーブル、T-3C2VSが本家より
鮮明に写ると評価頂いたそうです。
以上いかがでしたでしょうか?
実際には当社で全てテストしたわけではないので営業の方の
信憑正がどこまでのものかは解りかねますが一貫生産体制は
確かに好印象でした。一貫生産でないとできない管理や
生産におけるアイディア、技術はあるのではないかと思います。
当社より近日、切り売り販売開始予定ですので
気になった方はぜひお試しください。
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