

ようやく到着いたしました!
2019年7月末に注文しておりました、SAECコマースさんのスピーカーケーブルが
ようやく到着いたしましたので切り売りより販売いたします。
販売終了となった「PCOCC」に変わる新機種として「PC Triple C導体」
を採用しております。アコリバのSPC−AVにも採用されている話題の新導体
「PC Triple C」も含め、解説していきたいと思います。
PC-Triple-C導体採用!SPC-AV

PC-TripleCは素材にミクロン単位の不純物を取り除いたOFC(無酸素銅)を
使用し、鍛造によって素材を約80%まで圧縮し、導体密度を極限まで
高めると共に結晶粒界に方向性を持たせるという画期的な技術で
開発された世界初のオーディオ専用導体になります。
ミクロン単位の不純物の無いOFCは導体純度でPCOCCを上回り、
単結晶素材であるPCOCCでも避けられなかった内部空礫なども
鍛造によって無くなり、高純度・高密度の導体となっております。
また6Nなどの高純度銅でも縦方向の結晶粒界を電流が通る際の抵抗も、
電流の流れに沿った結晶粒界であるPC-TripleCでは発生しません。
あらゆる面でオーディオ用として理想的な新導体となっております。
HPより引用した文章になりますがオヤイデさんが過去にリリースして
絶大な人気を博したPCOCCより純度が高く、ゾノトーンさんのαシリーズで
採用している6Nで起こる抵抗もPC-TripleCでは発生しないとあります。
非常に価格から考えられないこだわり素材のように感じます。
シースの材料や構造が違います!

SPC-350、650には振動によるノイズを抑える為、軟質PVCが採用されていますが
SPC-850には「制振材入りポリエチレン」が採用されています。
SPC-650の軟質PVCも柔らかかったですがSPC-850の外皮膜は今までにない
「粘り」のある材質で、カッターである程度、切れ目を入れて
ケーブルを曲げると避けていくのですがこちらは中々切れないので
外皮膜の材料の違いを作業でも実感することができました。
SPC-850は別格?綱撚り導体の真ん中の線のみ単線を採用!

SAECのHPでは何もこの構造について何も記載がありませんでしたが
音像が崩れにくい単線を中心において音質の調整をしているのでは?
と勝手に予想しております。これもSPC-850のみ採用している構造で
SPC-350やSPC-650では通常の撚り線となっております。
こういったところからもSPC-850に対する力の入れようが随所に感じられます。
しかしSPC- 350,650も決して悪いということではなく、用途に合わせて構造も
変えているので一番力を入れたい箇所には「SPC-850」がオススメと
いうことなのかなと思います。
J◯shinさんでは切り売りですでに大人気商品!
さすがにURLまでは貼りませんがレビューもたくさんあり、大変人気のモデルです。
音的にはフラットな音傾向で「PCOCC」よりも少し明るさも出て
「PCOCCより上」と評価する人もいるくらいの人気を誇っています。
大まかなイメージとしては「PCOCCと同じ」イメージでお使い頂いても
いいのかなと思います。PC-triple cはPCOCCが廃盤になって困っている方の
「救世主」と言える存在かと思います。
以上いかがでしたでしょうか?
切り売りの解説をしていなかったので慌ててブログ更新いたしました。
完成品が先になり、申し訳ないです。
組み立ててもテンションが上がるような「素材の良さ」を手にとって
共感して頂けるとありがたいです。
SAECのこだわりのスピーカーケーブルをぜひお試しください。
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