AKGヘッドフォンのリケーブルベストセラー!
数々の名作ヘッドフォンを世に送り出しているAKGヘッドフォンの
着脱式ケーブルを採用しているモデルのリケーブルをこちらもプロユース向け
で人気のケーブル、MOGAMI 2893で製作しました。
創業当初からあるカタログで当社でもロングセラー商品の1つです!
もちろん付属のケーブルで十分かと思いますが3mと長いケーブルが
付属しているので使い勝手が悪い場面も出てくると思います。
使いたいサイズぴったりに合わせて使用でき、有名メーカーが製造する
モガミケーブルでAKGの良さをさらに引き出せるというのが最大の
メリットかと思います。
30件のレビューに星3.7を頂きました!
やはり音質面ではさすがのモガミといったところで純正ケーブルより
「解像度が上がった」「バランスがよくなった」など音質的に
満足いただけているレビューが大半だったかと思います。
音質だけで言えば満点に(星5)に近いと思います。
当社では88760や88761、82761、GAC-4/1miniなどでもヘッドフォン
ケーブルのカタログがございますが「バランスの良さ」を求めている方には
2893が一番オススメのケーブルになります。
プラグにはNEUTRIK/REAN RT3FC-Bを採用!
miniXLR側のプラグはNEUTRIKのRT3FC-Bを採用しました。
おそらくSWITCHCRAFTのOEM先で作ったような銀色のプラグか
RT3FC−Bの2択だったかと思いますが見ての通りminiXLRの接点部分は
か細くケーブル外径が動くとパキッと折れそうだったのでNEUTRIKさんの
クランプチャック式の方が耐久性がありそうということで採用しました。
レビューの中に「ボタンを強く押さないと外せない」とありますが原因は
画像左のスポンジがバネ代わりになっていてボタンを押しても硬く感じて
しまう場合があります。これは仕様上なかなか完全に改善できませんが
出荷前にはボタンを押して硬いものはスポンジを変えたり、ひっくり
返したりして調整はしております。ご了承頂ければと思います。
バネ(鉄板)の方が着脱は容易かと思いますが曲がったり、折れたりすれば
使用不可となり、スポンジでは破損ないのでどちらも一長一短あるように
思います。以上をご理解頂ければ幸いです。
耐久性についても解説いたします!
1.ご利用用途にケーブルm数があっていない。
まず短いm数を選択して使用しているときにご利用用途にm数が足りずに
引っ張り不可がかかってといった内容はこちらに限らずよく見られます。
当社ではm数が選べるのが魅力なのですが使い方にあっていないm数だと
引っ張る形となり、プラグつけ根などにどうしても不可がかかります。
純正がどれも長めなのはそのためなので当社でご購入の際もご利用される
イメージより”長め”のケーブルを選定されることをオススメいたします。
2.プラグのつけ根から曲げない。
画像が小さくなりましたがこちらのケーブルに限らず、修理などでよく頂く
案件です。プラグのつけ根から曲げて使用したり保管するとすぐに
断線します。写真は外皮膜が破れていますがもし破れていなくても
プラグのつけ根を70~90℃近く曲げて保管、使用し続けると中の導体線が
切れます。ギターシールドでよく修理頂きましたが6φぐらいあるので
外皮膜は避けていませんが中で断線して使用できなくなっていました。
正しく使用して頂ければ長く使っていただけると思いますので
ご理解のほどお願いいたします。
3.純正より耐久性がない?
もちろん純正の方が耐久性を重視して作られているので丈夫です。
純正に使われている中の導体線は糸のような導体で
「よくこれで音出るな」と思うほどフニャフニャの導体線です。
だから大体の純正の音質がさほど良くないのはそういったことが
理由に挙げられます。
その逆で音質重視のケーブルは導体線も太くなっていくので
反発力がある分耐久性が落ち、太く重たくなれば取り回しなど
不便になります。全て兼ね備えたケーブルはありませんので
どのメリットを取るか、お考えになって買い求め頂ければと思います。
いかがでしたでしょうか?
いろんな方面からMOGAMI 2893の良さを解説しましたが
音質、使い勝手などどの面を取っても平均点以上のケーブルかと
思います。
ぜひお試しください!
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