RODE ロードのX/Y方式 ステレオコンデンサー用ケーブル!
非常にニッチなケーブルとなりますがRODE NT4用のコンデンサー
マイクケーブルをMOGAMI 3106でカタログ製作いたしました。
こういった特殊なケーブルは付属品のケーブル一択なので
さらにマイクの性能を引き出すべく、カタログ作成いたしました。
RODE NT4 X/Y方式コンデンサーマイクとは?
空間取りなどの録音は人が2つの耳で聞き分けしているので録音も
モノラルマイク2本で左右から取るのがセオリーでした。
ただ左右にマイクをセッティングする場所(バランス)が悪いと
その空間をうまく録音できません。
それを簡単に可能にしたのがX/Y方式となります。
XY方式を採用する一番の利点は、2つのダイアフラムの間隔が狭いことで
位相差のズレをなくし、ステレオ録音をモノラル対応にできることです。
真正面にある音源は同じレベルで捕らえられ、2本のスピーカー間でも
ファンタム・センターイメージを再現できます。
どんな場面で有効なマイク?
アンビエンス(空間)録音用に作られているので、コンサートや合唱などのホールで
活躍するマイクかと思います。クラシックや吹奏楽の録音には
非常に向いているマイクではないかと思います。
またドラムのアンビエンス取りにも良いかと思います。
RODE/ロード特有のハイが強調されるサウンドですが
この価格帯でいうと音質、構造、耐久性、どれを取っても
平均以上の優秀マイクかと思います。
RODE特有のハイゲインサウンドをモガミケーブルで調整!
先ほども書いた通り、RODEはハイゲイン志向でカリカリしがちなのですが
ケーブルをしっかりしたものに変えると緩和できることがあります。
そういっと狙いとしても、全体的にフラット寄りのモガミが最適かと
思い、ケーブル選定いたしました。
ノイマンクラスなら別ですが2~10万円台の価格帯についている付属ケーブルは
細くて、音も悪く、取り回しメインで構成した柔らかいケーブルが殆どです。
マイクの音に合わせたケーブルが付属していることはまずないので
モガミに変えて頂くだけですぐに違いが実感頂けると思います。
アサインもメーカーから頂いたもので製作します!
「本当に使えるの(音が出るの)?」とご心配される方もいらっしゃると思いますが
メーカーよりアサインを頂き、こちらの通りに結線いたします。
ですので安心してご利用頂ける仕様となっております。
また自作される方にも是非ご参考にされてみてはいかがでしょうか?
以上いかがでしたでしょうか?
このクラス(約5万円)でケーブルが選べないのは非常にネックな部分だと
思います。マイクの音を引き出すにはケーブルも重要となります。
MOGAMIのケーブルを使って頂ければマイク自体の印象も変わるほど
音質やレンジが良くなり、より多用途で使えるようになると思います。
ぜひお試しください。
コメント
NT4のケーブルが断線しがちで、サードパーティ製を探していたところ、やっとたどり着きました。
素晴らしい商品ですね!
いろいろなショップで探しても3ピンオス⇔5ピンメスは中々無く、あってもメーカーが不明等、色々と不安が多かったですが、こちらのケーブルは安心して買えますね…
まだ届いておりませんが、取り急ぎ感謝の気持ちを申し上げたく書き込みさせて頂きました。
(通りすがりな者で、名前とメール蘭は適当です。あしからずご了承くださいませ)
コメントありがとうございます。
特注で製作してカタログ化したもので意外とその後もコンスタントに注文があり、
このようなニッチなケーブルに需要があることにケーブルの面白さを感じています。
こちらこそありがたいですし、お客様の声は勉強にもなります。
感謝のコメントはエンジニアにも伝えときます。
この度はお買い上げ頂き、誠にありがとうございました。