何とかD-subケーブル完成しました!
ようやくMOGAMI 2932のD-subケーブルが販売開始となりました!
片側XLRなども順次製作予定ですがまずは両端D-subから販売いたします。
こんなに苦戦したのは久しぶりでしたが何とか形になりました。
それでは悪戦苦闘ぶりを1つずつ解説していきます。
24本ハンダするのにシャーシ幅は3cm以内!
まずシャーシボディが小さいので3cm以内で全てを養生していかないと
いけません。まずはch外皮を15mmで剥いていきます。
アースとドレインを一緒に撚ると太くなるのでアースは
先端1mmほど切ってハンダ面はドレインのみにしました。
そうしないとピン側のハンダ面にケーブルが入りきらないからです。
アースには全て熱収縮チューブ1φも14mm装着しました。
ここまで書いただけでも大変さが蘇ってきますね!
これで1chから順にハンダ付けしていくのですが各chの長さが少しずつ
違うのでだんだん短くなって6~8chに行くととても窮屈なハンダになります。
なかなか難しいとは思いますがとにかく1~8ch全て同じ長さにしておく
必要があると思います。
プラスチック製ボディですが銅テープでクランプアース取れます!
今回使用するDDKさんのプラグは[DDK 25pin(17JE-2) ボディ(17J-25)]
プラスチックボディなのですが銅テープでクランプアースが取れます。
画像のように鉄製のクランプに設置後、Pin枠に繋がるように貼り付けます。
こちらで問題なくアースの効いた状態で接続することができます。
最初はボディがプラスチックなのはどうかな?と思ったのですが
これでもそこそこ重量があり、完成した時はオール鉄製より
危なくなくてちょうどいいのかな?と感じました。
また電源タップの際にプレートがプラスチック製が音が暴れなくて
よかった記憶もあるのでプラスチックボディも今では逆に
いい選定だったと感じています。
音質チェックはできませんが良いと思います!
音質は信頼のMOGAMI製品なので間違いないと思います。
2932はモガミお得意の高品質OFC(NEGLEX OFC)採用なので
高音質が期待できます。マルチケーブルはCANAREさんが有名ですが
レコーディング機器はOFC製のモガミさんの方が向いてるように思います。
用途に応じてお選び頂ければと思います。
以上いかがでしたでしょうか?
これからCANAREさんやクロッツも手を出してみたいと思いますが
まずはモガミさんで様子を見たいと思います。
mバリエーションも0.3mから細かく組んでいますので
環境にも合いやすくなっています。
海外でニーズの高いフラット系モガミサウンドをぜひ体感して欲しいです。
ぜひご検討ください。
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