CANARE カナレ L-4E6S
XLR マイクケーブル
ハンダ手順!

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当社のマイクケーブル売れ筋NO1商品です。

音楽をしている人なら知らない人はいないでしょう。

カナレのL-4E6Sの製作手順を大公開いたします。


まず外皮膜を23mm剥いで編組シールドを解く!

マイクケーブルのほとんどはこの編んであるシールド、(編組シールド)

を採用しています。これを竹串や細いマイナスドライバーで

解いていきます。


理想は画像のように根元までしっかり解き切る!

よくある悪い例が導体線を巻き込んでいるアースはハンダ付けで

アースに熱を入れる際に導体皮膜を溶かし通電不良を起こして

しまう可能性があります。

解き始めは青線付近のアースを下にまっすぐ解いていきます。

画像のように根元までしっかり解き切ってドレインワイヤのように

1本に見えるように寄るのが基本です。


導体の寄りがめちゃくちゃ重要です!

まず青と青を撚り合せる際に2つの皮膜の剥きしろが同じでないと

根元が合わず、綺麗に寄れません。まずは導体皮膜の根元を

合わせて剥きましょう!


また青線、白線を寄った剥きしろの長さが違うと後で窮屈なハンダと

なってしまうので4本の剥きしろをしっかり揃えることが重要な

ポイントとなります。


難しいですがここが最大の難関とも言えます!


導体2本を寄る前に!導体皮膜を剥いだ後、ライターであぶる!

導体皮膜はハンダ付けの際に熱である一定の距離縮みます。

これを事前にライターで軽く炙って縮ませとくことにより

ハンダ付けの際に導体に熱が伝わっても露出しにくくなります。


ハンダで先端をかしめてプラグ接点に合わせてカット!

青線同士を寄りやすくするため、5mmほど剥き、画像のように

ハンダでかしめた後にニッパーなどで4mmほどに調整します。

ハンダの際にベストポジションが取れやすくなり、綺麗に決める

ための必要な調整の1つです。


ハンダは少なめ!プラグの奥までハンダを流し込む!

まず呼びハンダとしてプラグの接点に呼びハンダを打ちますが

接点箇所はオスメスどちらも奥行きがあり、手前箇所だけハンダを

つけようとするとハンダが行き場をなくしてしまいスパーク

(熱により弾ける)してしまいます。まずはプラグ接点の奥まで

呼びハンダを入れましょう!


後は少なめにハンダを付けるだけ!

画像のようにケーブルの形が見えるのがベストです。

無駄にハンダを足しても抵抗が増え、芋ハンダになれば

ぽろっと外れる可能性もあります。とにかく少なめが肝です。


以上解説でした!

正しく組み立てると通電性もよく、長持ちして達成感もありますね。


ぜひチャレンジしてみてください!


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