MOGAMI 2534の対抗機種として販売いたしました!
当社では販売当初からMOGAMI 2534が圧倒的人気だったのでインサートで別の
ケーブルを製作する予定はなかったのですが少しずつ「8412でできませんか?」
とお声を頂くようになり、先バラ12cm限定でカタログを作成しました。
2534以外にインサートケーブルをカタログ作成しなかった理由!
お気付きの方もいらっしゃると思いますが通常のマイクケーブルをインサート
ケーブルとして製作する際に先をLRに分岐するために外皮を剥いで音声ラインを
2つ分ける作業が必要です。
その際に導体は2本あれば 1本-1本、4本あれば2本-2本に分ければいいのですが
シールド線を2つに分ける作業がとても時間がかかります。
しかしモガミの音声ケーブルのほとんどは画像左のように横巻きシールドを
採用しているので外皮膜を取り除けばあとはアース線を半分に分けて
寄ることは容易にできます。(少しは時間かかります。)
しかし8412など他社の音声ラインはほとんど編組シールド(編み込み)を
採用しているのでアースを2つに分けるにはあずアースを解くことから始まる
ため、2534の製作より技術も時間も倍以上必要です。
BELDEN 8412 インサート製作の途中経過です!
ここまではスピーディに行けるのですがだんだん解いたケーブルが曲がってきて
もつれようとしてきます。解いている箇所の180度(裏)も交互に解きながら縺れ
ないよう以下に最後まで解けるかが肝となります。
上記画像まで行ければ8412の半田付けは簡単なので終わったようなものです。
熱収縮チューブを決めて半田付けすれば以下画像の商品が出来上がります。
レビューでも高評価頂いております!
サウンドはさすがの8412といったところでしょうか?「ノイズが減少した」とか
「明らかに音質が向上した」など良い評価を頂いております。
デジタル音源-アンプにつないで8412サウンドで聞いてみてはいかがでしょうか?
以上いかがでしたでしょうか?
少し価格的にも高価なケーブルですがこちらのブログを見て頂ければ
安く感じて頂けると思います。
ぜひお試しください。
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