
いつの間にかアマゾンチョイスになっていた!
やはり大人気のCANARE G03!
先日、半田付け公開したこちらのケーブルで少しお話ししましたがアマゾンで
販売しているG03はCANAREの既製品か、当社でハンダしている商品と
2種類となります。ごく稀ですが「既製品ではないので返品してほしい」と
おっしゃるお客様もいらっしゃったのでぜひハンダ面を比較してほしいと
思い、あえて既製品の購入をいたしました。


立派なパッケージで裏にはケーブルの詳細も記載してあります!
当社もGS-6を使用しているので同じ特徴を持っているのでこの辺は問題ないと
思うのですが裏面下に「鉛フリーはんだを使用しております」と記載があります。
おそらくヨーロッパ向けにも販売できるようになのか、作業者の身体に害のない
よう対策されているかと思います。さずがです。
当社はKR-19RMA(日本アルミット)の鉛ハンダを使用しているのですが
まず鉛フリーはケーブルの半田付けには向いていません。
ハンダ付けたことのある方はわかると思いますがほとんど芋ハンダになります。
鉛ハンダのようにハンダ面が光ることはまずないと思います。
鉛フリーの方が「音質がよい」とうたっているブログも拝見しますが
鉛フリーハンダを綺麗につけるには温度が必要でケーブルでは皮膜が
溶けるのでなかなか濡れ性よく、綺麗につけることは不可能かと思います。
※鉛フリーの詳細はケーブルQ&Aに後日掲載いたします。
綺麗につけてこその性能なので当社は鉛ハンダで製作しています。
また当社はハンダ作業台、1箇所に対して吸煙機&換気扇を両方つけております。
活性炭マスクも常備し、空気清浄機サリールも1台ずつ設置しているので
作業者への身体に害のない環境づくりにも妥協しておりません。
すみません、ハンダ面は見れませんでした!

序盤にハンダ比較と言っておいて申し訳ありません。何か接着剤のようなもので
シェルボディを外せないようにしているようです。なぜこのようなことを
しているのか理由はわかりません。耐久性が上がるわけでもないですし。
プラグがしっかりしているので断線してもハンダ付けできれば補修できるし、
「リハンダ」できれば音質復帰も可能なのでシェルボディが外せないのは
デメリットしかないように感じます。
※「リハンダ」経年劣化したハンダを吸い取り、新しいハンダを流すこと。
ハンダ面比較はできませんでしたが当社のG03のシェルボディは外せますので
断線、故障しても修理して長く使って頂けます。
以上いかがでしたでしょうか?
企画倒れ感もありますがある程度の比較はできたので今後、G03を
購入の際に参考にして頂ければと思います。
また時間があるときにプラグの中もなんとか開けて半田付け
比較させて頂きますのでこの度はご勘弁を!
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