お問い合わせ多数!
当社が取り扱うメーカーの
ケーブルの方向性について

当社お問い合わせ回数No.1 ケーブルの方向性について。

当社は2019年現在、CANARE、MOGAMI、GOTHAM、BELDEN、

ZONOTONE、工業用の藤倉、昭和電線などお取り扱いさせて頂いております。

ありがとうございます。


開業、起業してずーっと方向性のお問い合わせが途絶えたことは

ございませんので方向性についてのブログも書かせていただきます。


当社取り扱いメーカーで音質的方向性があるメーカーはございません!

すべてのメーカーさんに確認したわけではありませんがおそらくほとんどの

メーカーさんに言えると思います。いわゆる「印字方向が電気の流れやすい方向」

と言うことはないと思います。電気的方向性を作ると言うことは圧延から

調整していかないとできないことなのでそこまでのコストを使って

ケーブル製造するメーカーはないというのが当社の見解です。


今は無き、塩田電線ですがこちらの矢印もメーカーに問い合わせたら

「目印」であって方向性ではないとの回答でした。

CAJ(カスタムオーディオジャパン)さんも有名ですがモガミさんのOEMなので

モガミさんがないとおっしゃっているのでこちらも「目印」かと思います。


オヤイデさんにも自作していた時に矢印の件でお電話させて

頂きましたが「目印」とのことでした。


しかし一定の方向で使い続けるとその方向性になるということもおっしゃって

おりましたのでもし方向性を圧延から管理しているメーカーさんがいたとしても

上記の接続方法を守れば方向性は気にせず、使用できるのではないでしょうか?


ZONOTONEさんは圧延方向で管理できているとのことでした!

製造過程で素線から引き伸ばしているときに引き伸ばし元が上流となり、

必然的に方向性を形成する元となり、それを管理するうえで被覆に→を

付けるているということでした。


しかしながら

「圧延の方向で管理しているが、必ずしもその方向で使用して

下さいとか、 その方が音が良いということではございません」

ということでした。


またその流れでオヤイデさんから聞いた

「一定の方向で使い続けるとその方向性になる」は

「その認識であっていると思う」という回答でした。


圧延方向で方向性があるのは間違いないですが一定方向で使い続けると

その方向性になるようなので他メーカーさんで圧延レベルで管理されて

いてもそこまでシビアに考えることではないのかなと思います。



方向性を作る制作方法も行っておりません!

いわゆる片側のアース(機器側入力側)を結線しない制作方法になります。

ヤフオクや一部アマゾンでも方向性をつけていますと、うたって販売している

業者様もいらっしゃいますがこのような制作を推奨するメーカーは

いらっしゃいません。基本的にはアースを片側しかとらないと言うことは

しないほうがよいように思います。


アースを片側しかとらないと言うことは当然ノイズに弱くなるということに

なります。それをパッチ含め、すべてのケーブルにするというのはハコの環境に

よっては非常にノイジーなサウンドになってしまうかもしれません。


またアースを結線していない側はケーブルの寄れに弱く、断線しやすいと

思います。プラグにアースを半田付けしているということはプラグとの

固定度が増すので断線しにくくなります。


以上のデメリットを踏まえてもするべきではないと判断して当社のすべての

完成品ケーブルに方向性をつける制作方法は採用しておりません。

特注でも説明させて頂き、お断りさせて頂いております。


以上方向性の解説ブログでした。

GAC-1Ultra ProやMOGAMI 3368 などアースを取っても解像度の高い

ギターシールドはたくさんございます。従来の結線でよいシールドを

お選び頂くをお勧めいたします。

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